死にたい気持ちが消えない時は

仕事に行きたくない時.jpg

何をしていても、死にたい気持ちが消えないんです。

パンを食べていても。電車に乗っていても。興味があった本を読んでいても。ぼーとしようとしていても。

自分の中に入ってくる言語、文字、画像などの情報が、自分の死にたい気持ちをあおっているように、感じてしまうんです。


死にたいと思ったきっかけは、実にしょぼい事
死にたい気持ちが消えなくなったきっかけは、どうでもいいくらいしょぼい事なんです。他人に話す事が、恥ずかしいくらい…。

今朝、ゴミ箱のゴミの量が少し多かったように思えて、スーパーの袋に入れていたゴミを45Lのゴミ袋に移し換えたんです。

それを見た妻から、「そんな大きな袋に入れたら、もったいないじゃん?!」と言われました。

その時の僕には、妻の口調が強く感じられ、怪訝そうな表情で、自分が行ったゴミ袋を大きな物にするという対応に対して、ひどく怒られたように感じられたんです。

この出来事で罪悪感を感じてから、「なんて無駄な行為をしてしまったのか」、「自分は迷惑をかける事しかできていない」という思いが湧いてきて、死にたい気持ちになったんです。

実は、今の僕はうつ病が再発していて、休職をしている最中なんです。仕事には行っておらず、最近になって、夕飯を作ったり、娘をお風呂に入れて寝かしつけたり、ようやく回復の兆しが見えてきた頃でした。


うつ病が回復して動いてきた頭と体が、余計に死にたい気持ちにさせる
うつ病で休職した頃は、午前中はベッドに寝たきり。午後はいすに座ってテレビを見るのがやっとな状態でした。

何もする気が起きない。何をするのも億劫に思え、日常を過ごす事が、憂うつな気分でいっぱいでした。

昼前に起きてきて、リビングで一人朝食を食べ、処方された薬を飲み、ソファでごろごろしてから妻と娘の帰りを待つ。妻と娘が帰ってきたら、妻の作った夕飯を食べ、薬を飲んで寝る毎日。

もちろん、自分への不甲斐なさと家族への申し訳なさを感じていましたが、疲労しきっていて、家族への感謝や謝罪、あるいは現状を変えるような行動力も判断力もありませんでした。

休職した直後は、死にたいという気持ちよりも、文字通り、「目の前」の事をこなすのがやっとという感じで、死にたいと思うほどの強い気持ちを持つことにすら、疲れを感じていました。

ところが良くも悪くも、抗うつ薬が効いてきて、なおかつ休養がとれた体と頭は、家事や育児の一部ができるようになってきたんです。

家事や育児の一部ができるようになってくると、どんな気持ちが湧いてくるのか?

僕の場合には、
「元気なのに毎日中途半端な家事や育児しかできなくてすみません。」「給料が減っているのに、お金を使ってすみません。」「仕事で疲れているのに、たまの休日にイライラさせるような言動をしてしまってすみません。」

不完全ながらに活気や活動力が出てきて、できる事が増えてきた分、30代の男が仕事もせず、専業主夫でもなく、中途半端にしか家事や育児ができない事で、家族や世間に対するお荷物感と罪悪感が湧きやすくなってきていたんです。

夫としても、父親としても、社会人としても、ちゃんと役割を果たせていない中で、自分の言動が家族から否定されたように感じたので、死にたい気持ちが消えない状態になってしまったんですよね。


死にたい気持ちが消えないと、とにかく焦る
死にたい気持ちにかられると、自分ではどうにもできないんです。なぜ、死にたいと思ってしまったか?死にたいと思わないように前を向くにはどうしたらいいか?

むしろ、考えれば考えるほど、死にたい気持ちに拍車がかかるんです。

「家族と幸せになれる気がしない‥死んだ方がいいのかな」「楽しんでいる人を見かける‥自分だけ、なんでこんなに不幸なんだ」「働いている人を見る‥すごいな。自分なんか役に立たない人間だから」

見ること、やることすべてが、自分の死にたい気持ちに関連付けられて、どこにいても落ち着かないし、何を考えても死ぬことしか頭に浮かばないし、黙ってベッドに寝ていようとしても落ち着いてじっとしていられない。

本当に辛い。考えれば考えるほど焦ってくる。

振り返ってみると、ここまで死にたい気持ちになったきっかけは、大きすぎたゴミ袋を使った事を指摘されただけなんだけれど、そんなしょぼい事で死にたくなるのが、脳が壊れたうつ病という病気なんだと思います。


死にたい気持ちになった後、どうしたか?
着替えがすんでいた事もあり、スマホとサイフと、普段使っているリュックを持って外に出ました。最寄りの駅までだらだら歩きました。だらだら歩きたかったんではなくて、体が重かったんですよね。

行くあてもないので、とりあえず電車に一時間位揺られていました。こういう状況は、妻とも距離をとった方がいいと考えたんです(正確には離れたい、一人になりたいという気持ちも強かったです。)

おそらくですが、死にたい気持ちが消えない時には、僕ができる事は、周りの人にさらに迷惑をかける事しかできません。

落ち込んだ表情をして無口になる、涙がこぼれる、小さく落ち込んだ声で「ごめんね」と繰り返す、名誉を挽回しようと空回りして逆にイライラさせてしまう

だから、外に出て距離をとろうとしました。

幸いにも、だらだらとであれば体は動きました。でも早々に疲れてしまう事はわかっていましたし、寒さはしのぎたい。

それでいて長く居座っても人目を気にしなくていい場所となると、カフェよりも電車がいいと思ったんです。

満喫は一見良さそうなんですが、入店の時の店員との関わりはわずらわしく思え、それと太陽光の当たらない満喫の環境は、うつ状態を助長するといつも思うんですよね。

あと電車のいいところは、長すぎない仮眠がとりやすいところ。長く寝てしまうと結局夜に眠れなくなるし、電車で寝ていても、誰にも迷惑をかけないですから(空いている電車が条件。)

ただし、うつ病者にとって、電車は本当に注意が必要な乗り物だと思います。

『ここから飛び降りれば‥』って気持ちに本当になりやすい。

うつ状態が軽いときでもそんな風に、自殺念慮を持ってしまうから、死にたい気持ちが消えない時に電車に乗るのであるならば、『絶対に死なない』と自分と誓約をかわしたほうがいいです。


死にたい気持ちは消えてくる?
午後3時頃、ちょうどこのブログを書き始めた頃から、死にたくてどうしようもない、落ち着かない、死にたい気持ちが消えなくて焦っているという感じはなくなってきました。

ブログを書いている現在は、泣きじゃくった後のようなそんな疲労感を強く感じます。

調べてみると、うつ病になりはじめの時期だけでなくて、うつ病が回復していく段階でも、気分の浮き沈みが午前と午後で変化する日内変動が著しいようですね。

いま、死にたいという気持ちが消えた要因が、ブログに気持ちを吐き出したからか、うつ病の日内変動の影響だからか、はっきりはわからないけれども、とりあえず今日も生きていても良かったと少し思えてきました。


死にたい気持ちが消えない時は、どうしたらいい?
死にたい気持ちが消えない時には、その状況をしのぐには、2つの方法しかないと思います。

死なないと決める

死にたいと思ってしまう時って、何をしても、何を考えても死にたいと思ってしまうものだと思います。その気持ちは、時間が経たないと消えていかないと思うんです。

僕は、どんなに死にたいと思っていても、苦しくても死なないとだけ決めるようにするべきだと思います。

自分に暗示をかけるように、「死なない」「絶対に死なない」と、誓約してください。うつ病は、治るのに時間はかかるし、再発もする病気ですが基本的には治る病気です。

だから、死にたい気持ちが消えない時には、次のように考える事でも、その死にたいと思う状況をしのげると思います。

死にたいと思わせているのは、病気だと認識する

世の中に自分が必要のない人間だと思わせ、今後生きたところで幸せを感じような価値ある人生を送れるはずがない、だから死のうと思わせているのは、まさにうつ病の病気の症状です。

あなたの頭が、脳が死にたいと考えたのではなくて、うつ病という病気が、死にたいと思うように仕向けているだけだと思います。

極論、死にたい気持ちが消えない時は、生きてさえいればいいんです。


死にたいと思う日常の中で、うつ病の改善の兆しを感じた時
あなたの日常を振り返った時に、「何か前よりも調子がいいかな?」と思える瞬間を振り返ってみると、ちょっとだけ生きているのが楽しく感じられるかもしれません。

最近、僕が感じたうつ病の改善の兆しは、以下のようなところです。

・夜寝る前に、「明日これがしてみたい」とアイディアが思いつくようになった
・料理で失敗した時、レシピサイトを見て、応用できる位に頭が働いた
・朝、8時に起きれた
・好きなコーヒーを飲みたいと思えるようになった
・ブログが楽しい(楽しかった事を楽しいと思えるようになった)
・体が走れるくらいに軽い時がある

など。


まとめ
死にたい気持ちが消えない時は、とりあえず生きてさえいればいいんです。

当たり前の事のように聞こえますが、うつ病の人がやりがちな、「なぜ死にたいと思ったか」「死にたい気持ちから脱するにはどうすれば良いか」という原因探しに力を入れると、余計に、死にたい気持ちが強まると思うんです。

今日は、僕のしょぼい理由で死にたい気持ちが消えなくなってしまった日常から、死にたい気持ちが消えない時の対処法について書かせていただきました。

生きてさえいれば、死にません。


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